音楽と健康アワード「音健アワード2025」受賞作品発表! - 豊かな未来に向けた、楽しく笑顔あふれる音楽活動
音楽と健康アワード「音健アワード2025」受賞作品発表! - 豊かな未来に向けた、楽しく笑顔あふれる音楽活動

Community部門
入賞作品

対 象都道府県・市区町村・社会福祉協議会・観光協会・地域活動団体

Welfare部門
入賞作品

対 象社会福祉施設・医療機関・児童福祉施設

音楽健康指導士部門
入賞作品

対 象音楽健康指導士2級
および準2級資格取得者

Community部門 入賞作品

対 象都道府県・市区町村・社会福祉協議会・観光協会・地域活動団体

作品タイトル 応募者
最優秀賞
ゴールドアワード
介護予防体操「信州そば切り音頭~骨こつ南部包括バージョン」 大町市南部地域包括支援センター(長野県)
優秀賞
シルバーアワード
手話音楽プロジェクト~防災ソング『安心安全ありがと防災』~ 任意団体tane.(埼玉県)
入賞 「取手市民のうた~新しい明日~」 プロモーションビデオ 取手市(茨城県)
三陸歌声喫茶キャラバン NPO法人東北岩手応援チャンネル(東京都)
のっぴ~ハッピー健康体操 穴水町健康づくりサロン(石川県)
ヲタ芸リハビリ体操 ~誰一人取り残さない「健康社会」をめざして~ 楊志館高等学校 徳育宣隊「お♪ど♪る♪んジャー」(大分県)
最優秀賞ゴールドアワード介護予防体操
「信州そば切り音頭~骨こつ南部包括バージョン」
応募者 大町市南部地域包括支援センター(長野県)
音楽レクリエーションの内容 私達は高齢者の相談支援の窓口で介護予防が役割となっているため、気軽に踊れる介護予防体操を企画、出会ったのが信州そば切り音頭。信州愛に溢れる歌詞、軽快なメロディーがピッタリだと思い選曲。元々の踊りに介護予防の動きを入れアレンジしました。「骨粗鬆症予防の骨」と「こつこつやりましょう」という事にからめて【信州そば切り音頭~骨こつ南部包括バージョン】と命名。職員ユニット「スマイルダンサーズ」も結成。地域に元気と笑顔をモットーに推進しています。市のケーブルテレビやユーチューブを活用。気軽に体操が出来る様に工夫をしました。番組の作成には様々な団体の皆さんにもご協力を依頼。地域のつながりや絆が育ててくれた介護予防体操です。今では子供達も踊ってくれるご当地体操になりました。この体操は大町を元気にする応援体操、人と人とをつなげるツールとなっています。
優秀賞シルバーアワード手話音楽プロジェクト~防災ソング『安心安全ありがと防災』~
応募者 任意団体tane.(埼玉県)
音楽レクリエーションの内容 <目的や動機>
大規模な災害が頻発していることで防災に対する関心が高まっている今日、蓮田市の広報大使でもある和田琢磨氏の作詞・作曲した防災ソング「安心安全ありがとう防災」を知り、誰もが覚えやすいキャッチーなメロディーと防災の心構えが歌詞に込められているこの曲を一人でも多くの方、特に高齢者や障がい者及び次世代を担う子ども達へ伝えて行きたいと強く思う。災害が起こると障がい者、耳の聴こえない方々に情報を届けることが困難になることが想定される中、私達の活動でもある音楽と手話を生かし手話に興味関心をもってもらいながら防災に関する知識や技術を普及・啓発していく。また、本年開催される東京 2025 デフリンピック(注1)に先駆け「手話」を知ることでろう者や手話への理解を促進しコミュニケーションの幅が広がり想像力を豊かにする。本事業によって防災意識と手話の普及活動となることを狙いとする。
<内容>
「安心安全ありがとう防災」の楽曲に合わせて歌詞を手話で表現し、歌詞の中にある、防災リュックの中身の確認が覚えやすいよう映像で伝える。防災とは?その他、手話が初心者でも楽しめる内容とした映像を制作。防災をテーマに、備えなどを話しあえる場をつくりながら防災ソングを広めていけるよう取組む。今後は、商店街・地域における企業や地域コミュニティが、連携して防災教育を推進できる一助となるようにひろめていきたい。 
入賞「取手市民のうた~新しい明日~」
プロモーションビデオ
応募者 取手市(茨城県)
音楽レクリエーションの内容 「取手市民のうた~新しい明日~」は、市民の皆様と一体となり、地域の絆を深めることを目的に作成しました。歌詞・作曲・歌を担当したのは、幅広い世代に支持されるアーティスト谷本貴義さん。楽曲は取手市の豊かな自然や未来への希望を表現し、シビックプライドと愛着心を育むものとなっています。PVでは、取手市健康づくりキャラクター「とりかめくん」が市民とともに踊り、ダンスの中に「取手のト」や自然をイメージした大きな動きが盛り込まれています。老若男女問わず楽しめる振り付けは、地域の一体感を象徴するものです。さらに、市民参加型のイベントを通じて、コーラスやフレーズ、PV制作に市民が積極的に関わり、地域の絆を深める場を提供しました。
地域の人々が心を一つにし、身体を動かしながら楽しむことで、心身の健康を促進する素晴らしいツールとなっています。市民の笑顔と活気が詰まったこのPVをぜひご評価いただきたいと思います。
入賞三陸歌声喫茶キャラバン
応募者 NPO法人東北岩手応援チャンネル(東京都)
音楽レクリエーションの内容 生演奏バンドによるカラオケに合わせて歌って踊って楽しい時間を過ごしてもらう活動です。元々東日本大震災の心の復興支援として被災者向けに活動を開始しました。
最初は大きな声を出してストレス発散してもらうのが目的でしたが、生活環境の変化と共に町づくりやコミュニティ再生のツールになり得ました。カラオケとは違う普段経験できない生演奏ならではの味わいが大人気です。内陸部に避難した方たち向けにも開催する内にこの音楽イベントはいかなる町でも望まれる地域福祉活動としても活用できることが分かりました。
何処の自治体でも高齢者の引篭もりや孤独死が問題になっている今こそ、私たちの活動が多くの方たちの先駆けとなり、全国の音楽愛好家たちに拡がっていくことを熱望しております。若い世代にも広く認知してもらい次なる担い手づくりにも努力しています。
入賞のっぴ~ハッピー健康体操
応募者 穴水町健康づくりサロン(石川県)
音楽レクリエーションの内容 介護予防サロンの運営や能登空港PRソング振付(のと空港公認)に携わり20年余り。健康づくりに関する情報は山ほどあるが、なかなか継続につながらない現状に悩む。そんな時、「続けよう」というメンバーや関係者に励まされ、休むことなく県内各所のイベントに参加。2024.1.1能登半島地震で被災後は、仮設住宅での運動不足、閉じこもりを身をもって痛感し、「強張っている筋肉、関節を軟らかくして身体を動きやすくする」をモットーに活動。
「のっぴ~ハッピー健康体操」は子供から高齢者まで幅広く親しむことができる体操で、メンバーに押されて応募。全国からの支援、関係団体に感謝すると共に、「継続は力なり」「健康は復興の第一歩」の思いが届くよう、身近な仮設住宅の一角で撮影させていただきました。
入賞ヲタ芸リハビリ体操
~誰一人取り残さない「健康社会」をめざして~
応募者 楊志館高等学校
徳育宣隊「お♪ど♪る♪んジャー」(大分県)
音楽レクリエーションの内容 「子どもから高齢者まで全世代が、障害の有無にかかわらず、楽しめる全国民健康体操」を考えました。
「ラジオ体操」の動きをベースに「ヲタ芸要素」を追加することで新たな文化を作る挑戦です。
基本動作の順番は決めていますが、4テンポの動きの組合わせで構成されているため参加者の状態(年齢や体力、表情など)に合わせてその場で内容を変えれることが強みです。
「子ども食堂(大分市)」や「高齢者福祉施設(別府市)」などで実施し本校(楊志館高校)だけでなく他校(別府溝部学園高校様)の生徒や福祉施設職員様、卒業した先輩なども加わり楽しく体を動かしています。

Welfare部門 入賞作品

対 象社会福祉施設・医療機関・児童福祉施設

作品タイトル 応募者
最優秀賞
ゴールドアワード
ぐいんぐいん体操 社会福祉法人 喜久寿(愛媛県)
優秀賞
シルバーアワード
五感を刺激する音健プログラム リハビリスタジオてぃーだ真砂(千葉県)
入賞 あいおい音頭 社会福祉法人愛光園 老人保健施設相生(愛知県)
こぱん体操 株式会社道進 こぱんはうすさくら水戸備前堀教室(茨城県)
Latin Danny 〜Latinで繋がる笑顔 特定非営利活動法人ポパイ(愛知県)
どんな曲でも踊れちゃう!?お手軽!チアダンス 医療法人メドック健康クリニック 通所介護事業所 メドック東郷(愛知県)
最優秀賞ゴールドアワードぐいんぐいん体操
応募者 社会福祉法人 喜久寿(愛媛県)
音楽レクリエーションの内容 高齢者から子どもまで誰でも簡単に楽しくできる体操を職員で制作しました。歌を歌いながら体操することで脳を活性化し、歌詞には時間や景色を感じられる要素を取り入れて認知症予防を意識しました。曲は20年以上音楽業界で活動していた職員が覚えやすいメロディでリズミカルに仕上げ、歌詞は認知症介護指導者が一日の流れを感じられる内容に工夫しました。振付、撮影、編集もすべて職員が担当。事業所が遠方の職員には事前に練習用動画を送付し、全員で集まったのは撮影当日が初めてでした。参加したのは61歳の職員3人と50代40代30代の職員各1人の計6名で世代を超えて一緒に取り組みました。
優秀賞シルバーアワード五感を刺激する音健プログラム
応募者 リハビリスタジオてぃーだ真砂(千葉県)
音楽レクリエーションの内容 当デイサービスでは、音楽と脳トレを融合させた音楽健康指導を取り入れたレクリエーションを定期的に実施しています。四字熟語やことわざの文字合わせ、昔の写真を用いたクイズ、歌唱による脳の活性化や口腔・唾液・免疫の話を交え、歌うことの大切さを理解してから参加いただくことで効果を高めています。
太鼓・足カスタネット・キーボードなど多彩な楽器を使用したリズム体操や合奏も行っています。合奏に参加するために自宅で楽器の練習してくる利用者もいます。石鹸などの香りを嗅いだり、色鮮やかなハンカチやポンポンを使い、嗅覚や視覚からにも刺激を与えながら上肢運動を実施。同時歌(2曲を1行ずつ交互に歌う)や、2グループに分かれて異なるリズムの歌を歌うなど、集中力・協調性を高める工夫も取り入れています。音楽に合わせて楽しく体を動かし、心身の活性化と交流促進を図っています。
入賞あいおい音頭
応募者 社会福祉法人愛光園
老人保健施設相生(愛知県)
音楽レクリエーションの内容 この作品は、愛知県の「社会福祉法人愛光園」の設立50周年記念として、法人内の各事業所でそれぞれ企画を考える中、1事業所である老人保健施設相生では、自施設の30周年記念も兼ねて、ご利用者が日々行う体操に活用することを主目的として作りました。
歌詞は全職員にアイディアを募り、施設内の棟の名称などを盛り込みました。作曲は未経験の看護師、体操はリハビリスタッフが担当しました。映像には5歳から107歳までの職員、職員家族、ご利用者が参加。撮影、編集に1年以上を費やしての完成となりました。
体操は車椅子に座ったままでも気軽に参加できる内容となっています。
コロナ禍で閉鎖的になってしまった施設にもう一度、地域の皆様と一緒に活気と明るさを取り戻すべく、体を動かすきっかけづくりにも一役買っています。
入賞こぱん体操
応募者 株式会社道進
こぱんはうす さくら水戸備前堀教室(茨城県)
音楽レクリエーションの内容 こぱんはうすさくら水戸備前堀教室は、うたや音楽に合わせて楽しみながら行える運動をコンセプトにこぱん体操を作りました。お子様が口ずさみやすい歌詞や、歌える音域で作曲しました。発声のパートは発語しやすい音域で発語を促しています。運動が苦手でも楽しく覚えやすく効果のある運動を専門職の意見から色々な要素を入れて構成しました。受け入れやすい音楽や詞、テンポの変化でリズム感を育む運動、飽きずに続けられる時間、発声や創造性を入れるのに何度も相談しました。初めは歌や体操に戸惑いましたが、今はリクエストがあり、みんなが歌いながら楽しく参加しています。利用開始時に行っていますが、歌やじゃんけんを楽しんだり最後のポーズを決める等、楽しんで参加しています。この体操は子供も大人も楽しみながら参加できます。多くの人に体験してもらい、歌う楽しみや健康の一助になればとの思いから参加致しました。皆様もぜひ体験して下さい。
入賞Latin Danny 〜Latinで繋がる笑顔
応募者 特定非営利活動法人ポパイ(愛知県)
音楽レクリエーションの内容 日々の支援の中で感じていたことがあります。「音楽やダンスが好きなのに、参加したり、ステージに立ったりする機会がない方が多い」という課題です。「もっと気軽に音楽とダンスを楽しんでもらいたい」そんな想いから、明るく陽気なラテンダンスを取り入れようと、2022年に日本で活躍していたラテンダンサー・Dannyさんをお招きしました。
この3年間で、利用者さんだけでなく職員も“Latin Dannyの日”を心待ちにするようになり、笑顔の輪が大きく広がっています。職員の心と体が元気になることで、日々の支援にも良い影響が生まれ、その変化は利用者さんの笑顔にもつながっています。さらに驚くことに、
⚪︎今までダンスを踊ったことがなかった方が自然に体を動かせるようになった
⚪︎立位が不安定だった方が自分の力で立ち上がるようになった
⚪︎他者とのコミュニケーションが取れるようになった
といった、うれしい変化も現れています。
今では、毎朝のラジオ体操に加えて、ラテン音楽に合わせたダンスで一日がスタートするのが習慣に。
そしてついに、ステージ出演という大きな夢も実現しました。今後もラテンから広がる笑顔の輪を繋げて行きたいと活動を続けて行きます。
入賞どんな曲でも踊れちゃう!?
お手軽!チアダンス
応募者 医療法人メドック健康クリニック
通所介護事業所 メドック東郷(愛知県)
音楽レクリエーションの内容 ”楽しく体を動かすこと”、私たちが最も大事にしている事です。好きな音楽を聴くとついつい体が動いてしまう、そんな経験は誰にでもあるでしょう。ところが利用者様の年代や好みはバラバラです。全員が知っている曲もいいけれど、どうしても選択肢が少なくなってしまいます。「私はこの曲が好きだった」「孫が好きな曲を覚えたい」という一人一人の思いを大切にしたい。「だったらどんな曲にでも合う体操を作れば良いのでは?」、そんな声から生まれたのが”どんな曲でも踊れるチアダンス”でした。
チアダンスの要素を取り入れつつ、覚えやすく簡単な構成にしました。タイミングが合いにくい部分は反復する動作の回数を変えるなど、臨機応変に調整しています。「聞いたことある曲ね」「最近はこんな曲が流行っているのね」といった声が聞かれました。ポンポンを持つと、全員がつい良い笑顔になってしまいます。

音楽健康指導士部門 入賞作品

対 象音楽健康指導士資格取得者2級・準2級

作品タイトル 応募者
グランアモール賞 ゆったり愉快に小唄de体操♪ 山下時子
自分の殻を破って、Let's dance!!  かめまりwith戸塚柏桜荘ダンシングQueens☆ 亀元麻里子
グランアモール賞ゆったり愉快に小唄de体操♪
応募者 山下時子
音楽レクリエーションの内容 歌うことや音楽を聴きながら、少し身体を動かす事で安全で楽しく効果的に、健康寿命を延ばしていけたら‥‥との思いで考えてみました!
覚えやすくて、軽スポーツ的な振付けで、リズムにのる動きでは力強く素早く、ストレッチ体操も意識でき、馴染みやすい小唄調で上肢下肢と交互に4コーラスを意識的に体操ダンス風に動くと身体が温まり、心も身体も健康に安全で楽しく効果的に継続していけるのではないかと思います。
タオルや、鈴、カスタネットを使っても楽しめる振付けです!座位バージョンも撮影しました。
介護経験も長く気付きも多々あり、歌手という仕事柄、ステージで皆様と一緒に楽しめるひと時をこれまで色々と加えてきました。
音楽健康指導士資格者としての学びは大きく、今後、自分なりに取り入れ実践していきたいです。
私のオリジナル曲『あいらぶ湯小唄』を選曲致しました。
グランアモール賞自分の殻を破って、Let's dance!!
かめまりwith戸塚柏桜荘ダンシングQueens
応募者 亀元麻里子
音楽レクリエーションの内容 人生100年時代、60歳以降も第2の青春を謳歌すべく毎日笑って楽しく過ごす事が、健康寿命を延ばし、介護や認知症予防につながると考えています。
私は音楽健康指導士として、音楽やダンスを取り入れ、一人一人を輝かせて生き甲斐づくりのきっかけを提供したいと思い、日々活動しています。
シニア世代でも新しい挑戦をしたい方のための講座「ダンシングQueen&King」を老人福祉センター戸塚柏桜荘にて開講しています。上手い下手関係なく、誰かと比べる事なく、自分の殻をやぶり自己表現しよう!というコンセプトで、懐メロを口ずさみながら楽しく歌い踊っています。有酸素運動としてだけでなく、下半身の強化や脳トレの要素もあります。みんなで積極的に声を掛け合う中で一体感も生まれ、仲間作りにも大きく役立っています。
過去の受賞作品

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