音楽と健康アワード「音健アワード2022」受賞作品発表! - 豊かな未来に向けた、楽しく笑顔あふれる音楽活動
音楽と健康アワード「音健アワード2022」受賞作品発表! - 豊かな未来に向けた、楽しく笑顔あふれる音楽活動

音健アワード2022受賞作品

音健アワード2022受賞作品

受賞者

作品タイトル 応募者
最優秀賞 すずらん会 ハンドベルアンサンブル 医療法人ハートフル
介護付有料老人ホーム 望海の里
優秀賞 「くだまるのうた」ダンスリレー 下松市観光協会
音楽の輪 ヨコハマ・オーバーガールズ
音健特別賞 中田亮リクエストコンサート 中田亮
0歳から100歳まで!絵本の国で音あそび 絵本の国の音あそび
入賞 津山の名所できんちゃい体操やってみた 津山医療生活協同組合
JOSO☆ハッピー体操 茨城県常総市 福祉部 幸せ長寿課
音楽レクリエーション
みんなの江州音頭体操〜近江めぐり〜
音楽レクリエーションしよう♪
松丸くんダンス 独立行政法人 国立病院機構 松江医療センター
えがおで100才をこせ!! えがおデイサービス
ショートムービー賞 スタッフのダンス デイサービス幸
最優秀賞すずらん会 ハンドベルアンサンブル
応募者 医療法人ハートフル 
介護付有料老人ホーム 望海の里
音楽レクリエーションの内容 入居者主体でセッションをするハンドベルアンサンブル「すずらん会」。
1日30分週5日の練習を重ね、8か月で唱歌を中心に24曲の演奏ができるようになり、施設内の行事で4回発表を行いました。
毎日の練習は、メンバー各々が時間前には会場に自発的に集まり、楽譜やベルを準備し、音健士が来るのを楽しみに待っている笑顔から始まります。
グループで助け合い一緒に作り上げる喜び、完成した時の笑顔、失敗した時の苦笑いすべてが楽しく続く秘訣です。
特製の個々の楽譜とにらめっこの集中した練習。ハンドベルがほぼ完成すればピアノ伴奏が加わり、メンバーはオーケストラの一員のような表情で誇り高く演奏を行います。
できたつもりでもベルとピアノが揃わなかったり、音が抜けたり、重なったり。失敗があるからこそ完成したときは、喜びもひとしおです。
平均年齢93.5歳の6人が老人ホームで生き生きと活動している様子をみてもらいたい!と応募しました。
優秀賞「くだまるのうた」ダンスリレー
応募者 下松市観光協会
音楽レクリエーションの内容 新型コロナウイルス感染症の拡大により、生活環境が変化するなど大きな影響を受けた子どもたちに、楽しく身体を動かしてもらい、明るく元気な気持ちになってほしいとの願いを込め、下松市公式マスコットキャラクター“くだまる”のテーマソング「くだまるのうた」と「ダンス」を製作しました。
ジャケットデザインの「くらい夜だって だいじょうぶ 上をみれば同じまんてんの星空 どこにいても つながる心」のメッセージには、頭文字が「くだまつ」になっており、先の見えない世の中だけど、ひとりじゃないよ、みんなで一緒に乗り越えようという思いがこめられています。

そして下松市民が一体となり明るく元気に乗り越えていこう!と下松市長をはじめ、幼稚園や老人施設、消防など市内の20団体が参加し「くだまるのうたダンスリレー」を撮影しました。
公式YouTubeにも公開し、幼稚園の朝の体操や、老人施設でのレクリエーションに使用されるなど市民にも親しまれています。
優秀賞音楽の輪
応募者 ヨコハマ・オーバーガールズ
音楽レクリエーションの内容 この歌を通して、地域の様々な人達と明るく元氣になれる時間を一緒に過ごしてみたいと思い、制作し応募しました。
歌詞に出てくる場所にゲリラ的に出向き、その場にいた方々に声をかけて、ワンフレーズを一緒に振付と共に歌ってもらいました。
お声掛けする際はドキドキと緊張し、実際撮影することを拒まれてしまう方もいらしたのですが、多くの方が応えてくださり、その出来を見ると皆さん笑顔になっていました。
事前にお声掛けしていた方の中には、ご自宅でご家族と一緒に撮影して下さった方もいました。
そして何より嬉しかったのは、参加してくださった皆さんが「楽しかった!」と口々におっしゃって下さった事です。
改めて音楽の力の素晴らしさを、身をもって体験することできました。
音健特別賞中田亮リクエストコンサート
応募者 中田亮
音楽レクリエーションの内容 2年前よりシニア施設向けにオンラインアクティビティーを開始しました。
双方向性を大切にに全国のホームとオンラインでコミュニケーションをとりながらコンテンツを実施しております。
今後もよりたくさんの施設の方にお楽しみ頂きたく今回応募させて頂きました。
中田亮のリクエストコンサートは事前に曲目は決めずに、その場で各ホーム様からリクエストを頂きその場で生演奏でお答えしていくという内容です。
ご利用者様は最初モニターごしでコミュニケーションをとる事に少し違和感を感じているようでしたが今となっては毎回応援グッツまでご用意頂き積極的にご参加頂いています。
今回はホームでの雰囲気などもわかるダイジェスト映像を送らせていただいきます。
よろしくお願い致します。
音健特別賞0歳から100歳まで!絵本の国で音あそび
応募者 絵本の国の音あそび
音楽レクリエーションの内容 アナウンサー・シンガーソングライター・リトミック講師による3人組ユニット。
絵本を朗読しながら、童謡やオリジナルソングでリトミックを使った音あそびを展開。
「絵本の朗読」「音楽」「リトミック」を組み合わせ、0歳から100歳までどんな人でも楽しめるオリジナルプログラムを提供しています。
口を動かして歌うことで口腔内の健康を促進し、音楽に合わせて体を動かすことで全身運動やストレス解消に繋がります。
物語の世界で想像力を働かせることで脳を活性化し、みんなで一緒に活動することで親子や仲間との絆も深まります。
例えば、呼吸器クリニックと共同で、療養中の子ども達や地域の高齢者の皆様も参加できる交流イベント「ミュージックリニック」を開催。
また、コロナ禍で外出できない子ども達に向けたオンラインイベントでは、画面越しに笑顔の輪が広がりました。
体を動かし、想像力を働かせ、心も体も健康になる活動を目指しています。
入賞津山の名所できんちゃい体操やってみた
応募者 津山医療生活協同組合
音楽レクリエーションの内容 私達は組合員数約5000名の医療生協です。
健康づくり活動等、組合員主体の活動を続けてきましたが、コロナ禍で活動の自粛や使用会館の制限等があり活動の中止を余儀なくされる事態となっていました。
この動画は新しい繋がり方を模索する中、一人でも皆でも運動出来るようにとYoutube配信したものです。
楽曲は地元の踊り連のオリジナルソングをお借りし、オリジナルの体操をつけました。
これまでの動画と同様にDVDでも配布を予定しており組合員活動で積極的に利用されるよう推進していく予定です。
入賞JOSO☆ハッピー体操
応募者 茨城県常総市 福祉部 幸せ長寿課
音楽レクリエーションの内容 様々な制約のある中でも頑張る日本全国の皆様へ、茨城県常総市(じょうそうし)よりエールを送ります!
JOSO☆ハッピー体操は平成24年に制作され、医学的に推奨できるもの、音楽に合わせ大人から子どもまで取り組めるもの、体調に合わせて行えるものになっています。
常総市の介護予防教室では毎回JOSO☆ハッピー体操を行っています。
コロナ渦でも感染対策を行いながら、家にこもらず、体力を落とさないよう体操に励む参加者の方々は常総市の誇りです。
下肢筋力に働きかける動作である、転倒予防を目的とした「片足立ち」の体操シーンでは、ふらふらする市職員達の動きに笑顔になっていただければと思います。
ぜひご一緒に笑顔で体を動かし、こころもからだもリフレッシュしましょう♪
入賞音楽レクリエーション
みんなの江州音頭体操
〜近江めぐり〜
応募者 音楽レクリエーションしよう♪
音楽レクリエーションの内容 こんにちは。私は介護施設や障害のある方々に向け活動をしています。
近江の国滋賀県で、郷土芸能として愛され慣れ親しまれている「江州音頭」で、このコロナ禍、多くの利用者様が昔を懐かしみ、楽笑顔で楽しく行えるものを。
そんな想いから制作に至りました。
「運動」と「演奏」が同時に行え楽しみながら、機能の維持向上や達成感を目指せます。本来の振付から導入し易い様に工夫、本来の振付は右手足からの動作の繰り返しですが体操では右手足、左手足からと交互に行い、脳トレ効果も目指しています。
音楽療法用楽器良くなる子のほか手作り楽器等、身近な楽器複数で行う事で合奏が楽しめます。
江州音頭で楽しまれている様子と、笑顔あふれる実施風景と楽器の制作風景。江州音頭を受け継ぐ家元の方々、昭和の映像、そして滋賀の景色も取り入れ近江の国滋賀県の音楽としても目や耳、ココロに楽しんで頂ける様な、音楽のチカラを伝える動画を目指しまとめました。
入賞松丸くんダンス
応募者 独立行政法人 国立病院機構 松江医療センター
音楽レクリエーションの内容 国立病院機構 松江医療センターは、一般診療のほか、特に肺癌、肺気腫、呼吸不全、肺感染症、結核などの呼吸器疾患、神経難病・筋ジストロフィーなどの医療とリハビリテーション、重症心身障害医療、そして発達障害などの小児神経疾患の診療を行っています。
当院のゆるキャラを募集したところ、当院に長期入院をしていた筋ジストロフィーの患者さんがデザインした松丸くんが誕生しました。
筋ジストロフィーの症状は、骨格筋障害による運動機能低下が主なものですが、拘縮・変形、呼吸機能障害、心筋障害、嚥下機能障害、消化管症状、骨代謝異常、内分泌代謝異常、眼症状、難聴、中枢神経障害等の様々な機能障害や合併症を伴います。
健常者にとってもデザインをパソコンで行うことは大変だと思いますが、病気の進行によって手が動かしにくい人たちがその手や顎や舌や足など、今の残存機能によってマウスを駆使してデザインをされている事に感服させられます。
今回応募する松丸くんダンスの曲の作詞も、当院の筋ジストロフィーの入院患者さんによるものです。
歌と作曲は、島根のシンガーソングライターの山根万理奈さんがしてくださいました。
ダンスの振り付けは、当院の看護師さんが作ってくれました。
松丸くんは当院のキャラクターとして、このダンスも当院のお祭りや行事や療育活動などでも患者さん達と楽しみながら歌い踊っています。
プライバシー保護の事もあるので、今回職員がダンスをしていますが、着用しているのは、筋ジストロフィーの患者さんたちが中心となり、Tシャツ・バッグ・カレンダーなどのデザインをパソコンで自ら考案し、入院をしながらも仕事として活動しているデザイン・クローゼットで作成したTシャツを着ています。
松丸くんをデザインした患者さんは、数か月前に残念ながら亡くなってしまいましたが、今後何かしらの形で彼らの生存していた証のようなものが残っていくと嬉しいと思い応募しました。
入賞えがおで100才をこせ!!
応募者 えがおデイサービス
音楽レクリエーションの内容 高齢者の平均寿命が近年100才に近づいています。
しかしながら、健康寿命は70才強と低いです。
そのことについて、転倒によるケガが多いため、笑顔で生きられたことの寿命を短くしている高齢者が多く、このことを理由に転倒予防の体操を脚から動き、順番に体幹、手を動かすという運動をカラオケを使ってやることにより、動かない高齢者を動くように、楽しく明るくできる体操を考えました。
ショートムービー賞スタッフのダンス
応募者 デイサービス幸
音楽レクリエーションの内容 職員のチームワーク向上、集客ツールなどいろいろ兼ねて楽しんでます!

トップへ戻る