音楽と健康アワード「音健アワード2023」受賞作品発表! - 豊かな未来に向けた、楽しく笑顔あふれる音楽活動
音楽と健康アワード「音健アワード2023」受賞作品発表! - 豊かな未来に向けた、楽しく笑顔あふれる音楽活動

コミュニティ部門 入賞作品

対 象自治体・社会福祉協議会・観光協会・地域活動

エルダリーケア部門 入賞作品

対 象介護施設・医療機関・社会福祉施設全般

コミュニティ部門 入賞作品

対 象自治体・社会福祉協議会・観光協会・地域活動

作品タイトル 応募者
最優秀賞
ゴールドアワード
ここ富士体操 富士吉田市健康長寿課
優秀賞
シルバーアワード
乳がんチェックが踊って学べるピンクリボン音頭 ピンクリボンアートプロジェクト
準優秀賞
ブロンズアワード
RAPで一緒に声を出そう! チェケラーず(高齢者ラップ)
ウィズまごダンス 栃木県
保健福祉部 高齢対策課
入賞 長生き上手音頭
(フレイルサポーターと一緒にみんなで踊ろうver)
茨城県常陸太田市
保健福祉部健康づくり推進課
ライブスペース勢の!多彩な音楽で育まれた垣根のない心の居場所 特定非営利活動法人
三重音楽療法地域推進協会
合唱団ニヨカンタービレ ~若年性認知症カメラマンとオレンジの光の中で~ 一般社団法人認知症予防活動コンソーシアム
はつらつのうた&リズム体操 「虹色レイル」 名古屋市社会福祉協議会
最優秀賞ゴールドアワードここ富士体操
応募者 富士吉田市健康長寿課
音楽レクリエーションの内容 富士吉田市は転倒予防都市を宣言し、市民が転ばない体づくりと環境づくりに取り組み100歳まで生き生き過ごせるよう推進している。その一環として、市民に馴染みのある市民愛唱歌を活用し、市が委嘱したスポーツ推進員が筋力とバランス力を強化できる体操を制作した。さらに効果の高いものにするため関係機関である大学や理学療法士に監修も受けている。特徴は3バージョン4パターンをつくり、どの年代、どんな体力でも効果的にできる体操とした。またDVDを制作し、CATVで放送したり、保育幼稚園、小中学校、介護施設、障がい者施設、企業など各方面に配布し実践につなげている。
優秀賞シルバーアワード乳がんチェックが踊って学べる 
ピンクリボン音頭
応募者 ピンクリボンアートプロジェクト
音楽レクリエーションの内容 乳がんは早期発見早期治療で90%が治ると言われているが、発見が遅れると死亡率が高い病気となっている。
そこで、月に一度のチェックで救える命があることを知ってもらい、乳がんに興味がない人にも興味を持ってもらおうと盆踊りを制作。ポップな曲に合わせて楽しく踊っていたら、なんとなく乳がんの勉強になり、歌詞と振付が乳がんチェックを表している。
コロナ禍で検診率が激減した時に制作し、ようやく今年いろいろなところで踊れる様になり、地域の小学校の盆踊りや健康フェスタで踊っている。
準優秀賞ブロンズアワードRAPで一緒に声を出そう!
応募者 チェケラーず(高齢者ラップ)
音楽レクリエーションの内容 ピアニストとラッパーのコラボによるレクリエーション。
高齢者とラップという一見関わりのない分野だが、みんなで一緒に発声をすることで感じられる一体感、日常用語から韻を踏んだ言葉を見つける遊び心、新しい音楽に挑戦することで得られる刺激、それらを複合的に体感できる。
レクを楽しむだけでなく、家族や孫との話題作りにもなっている。
将来的には、施設のスタッフや地域に関するオリジナルラップを一緒に作成して、みんなで一緒に歌うなど、交流・持続を見据えた活動に展開したいと考えている。
準優秀賞ブロンズアワードウィズまごダンス
応募者 栃木県 保健福祉部 高齢対策課
音楽レクリエーションの内容 栃木県では、体を動かすことが苦手な高齢者でも、孫や家族、地域の仲間たちと一緒に楽しく介護予防・フレイル予防に取り組んでいただくことを目的に「ウィズまごダンス」を考案。プロスポーツのチアチームと県内の通いの場を訪問し、参加者の皆様とこの「ウィズまごダンス」を踊るなどして、ダンスを通じ幅広い世代で一緒に楽しくフレイル予防の普及活動を進めている。
入賞長生き上手音頭(フレイルサポーターと一緒にみんなで踊ろうver)
応募者 茨城県常陸太田市 保健福祉部健康づくり推進課
音楽レクリエーションの内容 令和4年に常陸太田市に設置されたフレイル対策室が、誰でも気軽にフレイル予防ができる体操の普及のため、「長生き上手音頭」を制作。作詞作曲を市内在住三味線奏者、編曲を市内在住チェロ奏者、音頭の振付監修を市内老人保健施設の理学療法士が担当。軽快な三味線のリズムにあわせた、屈伸やステップ運動等、体全体を使う覚えやすい体操となっている。市内のイベントの他、地域で実施する健康教室、老人クラブ、ふれあいサロン等多くの団体等に講習会を実施しているほか、音頭の普及を目的として、市の職員が週2回就業前に踊っている。応募作は市が行うフレイル予防施策にご協力いただいている市民ボランティア「常陸太田市フレイルサポーター」が出演している。
入賞ライブスペース勢の!多彩な音楽で育まれた垣根のない心の居場所
応募者 特定非営利活動法人 三重音楽療法地域推進協会
音楽レクリエーションの内容 2009年11月より毎月開催し今年の8月で161回目となった「ライブスペース勢の!」。障がいの有無に拘らず誰でも無料で出演、観覧できる発表会となっている。演奏技術の巧拙、障がいの有無、年齢の垣根を超えて出演者を募り、これまで多くの方が出演する。「音楽療法」で生まれた速攻演奏や80歳を超えるご高齢の方の歌唱も披露され、またさまざまな楽器講師級の方や趣味の愛好家グループも同じ水平に立って、学芸的に出演者となり観客ともなり、今や演奏する側も受け止める側も、一緒になって音楽を楽しむ空間として地域に定着する。
入賞合唱団ニヨカンタービレ ~若年性認知症カメラマンとオレンジの光の中で~
応募者 一般社団法人認知症予防活動コンソーシアム
音楽レクリエーションの内容 認知症サポーターが立ち上げた合唱団。垣根なく一緒に歌う事で一体感や達成感を生み出し、認知症当事者の社会参加につなげることを目的としている。練習に呼吸器のトレーニングを重視し、コラールテラピー(身体発生療法)を取り入れている。
59才で若年性認知症と診断され仕事をやめる事になったカメラマン。しかし彼は美しい景色を見れば撮りたくなりスマホで写真を撮り続ける。そのエピソードを元に作詞作曲をした楽曲「オレンジの光の中で」。この歌が認知症を知るきっかけになってほしいと願い活動を続けている。
入賞はつらつのうた&リズム体操「虹色レイル」
応募者 名古屋市社会福祉協議会
音楽レクリエーションの内容 コロナ禍における人間関係の疎遠化や孤立が深まる中、体操の普及を通じて「はつらつ長寿推進事業」を広くPRし、事業参加を通じたつながりの再構築を目的にオリジナル体操を制作。本事業は名古屋市からの委託を受けて市内16区社会福祉協議会で高齢者の仲間づくり、健康づくりを目的に実施。「虹色レイル」は、人生は長~いレール、雨が降ったり風が吹いたり、いろんなことがあっても事業に参加して虹のレールをつなげよう、元気にフレイル予防に取り組もう!という思いを込めて名づけた。作詞、作曲、ボーカル、演奏、振付、編集、全て社会福祉協議会の職員で制作した。

エルダリーケア部門 入賞作品

対 象介護施設・医療機関・社会福祉施設全般

作品タイトル 応募者
最優秀賞
ゴールドアワード
脚からくるバランス転倒予防体操 えがおデイサービス
優秀賞
シルバーアワード
大丈夫体操 株式会社いわい(SGグループ) 
にこにこプラザだいとうデイサービスセンター
「私はどのパート?」輪唱で脳と身体をトレーニング 医療法人メドック健康クリニック
通所介護事業所メドック東郷
入賞 北広島だいこんマンボプロジェクト 社会福祉法人北海長正会
コラボで楽しいを作る ~水戸黄門体操(うどん作り編)~ IMCデイサービス下田井 × デイサービス六条さんち
季節の体操 Imaginary Friend
歌って踊ろう 笑唄ダンス ニューライフガラシア
見て、聴いて、動いて、歌って!心を動かす音楽療法♪ 東京海上日動ベターライフサービス
ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジⅠ
古墳でこーふん健康体操vol.2 社会福祉法人つばさ福祉会 白馬デイサービスセンター
クロスプレイ東松山 アサダワタルプロジェクト
「また明日も 歌ったような」
医療法人社団保順会 デイサービス楽らく
最優秀賞ゴールドアワード脚からくるバランス転倒予防体操
応募者 えがおデイサービス
音楽レクリエーションの内容 高齢者はもちろん、50代より臀筋が落ち下腿が開排し、大腿の筋力も低下し膝が曲がりO脚形成をするため足の母趾に体重がかかりにくくなります。
膝の変形や腰痛、また転倒を起こしやすくなります。
なので親指から地球を押し、体幹や脚の筋力を鍛えるために考えました。
優秀賞シルバーアワード大丈夫体操
応募者 株式会社いわい(SGグループ) 
にこにこプラザだいとうデイサービスセンター
音楽レクリエーションの内容 当施設では肩の痛みに悩んでる方が多く、衣類の着脱が難しくなる、痛みで眠りが浅くなるなど生活に支障が出ていました。調査すると肩関節を動かさない事で筋肉が凝り固まっている状態が痛みの原因となっていました。そこで腕の上げ下げを多く取り入れた体操を職員で考え作りました。使用楽曲には何度も【大丈夫】という言葉が出てきます。この言葉をさまざまな状況に当てはめ応援歌にしてきました。
この体操を始めて3年。お互いに大丈夫?大丈夫!と自然に声を掛け合うようになっています。レク前の準備運動に毎日実施し、50代から102歳まで様々な方が参加しています。
優秀賞シルバーアワード「私はどのパート?」輪唱で脳と身体をトレーニング
応募者 医療法人メドック健康クリニック
通所介護事業所メドック東郷
音楽レクリエーションの内容 利用者も職員も音楽好きがたくさんいるのに、楽器が弾ける方がいませんでした。何とかして音楽で盛り上がりたいと考え、昔学校で習った「輪唱」にたどり着きました。
3パートに分かれ、各々のパートごとに歌い出しのタイミングと体操が異なります。お隣の方につられないようにするためには、自分のパートについてしっかりと把握することが必要になります。歌については、誰もが小さい頃に歌ったことがある童謡を選択しました。たとえ初めてでも、前回にやったことを忘れてしまっても大丈夫!ゆるく、自由に、笑いの絶えないものを目指して制作しました。
入賞北広島だいこんマンボプロジェクト
応募者 社会福祉法人北海長正会
音楽レクリエーションの内容 北広島市の名産である「まるひろ大根」を題材に地域とのつながりを願ってつくった歌と体操ダンスです!
「だいこんマンボ」は世代や障がいに関わらずみんなが 一緒に楽しく歌って踊ることができるように、そして、お互いの手を取り合い支えあいつながることができるように願いを込めて作りました。この未完成の『北広島市だいこんマンボ』をみんなの力で完成させよう!
北海道のバラエティタレント大泉洋さんの「1×8いこーよ」や、EXILEの「男旅」にも出演したことがあり一緒に踊っていただきました。
入賞コラボで楽しいを作る ~水戸黄門体操(うどん作り編)~
応募者 IMCデイサービス下田井 × デイサービス六条さんち
音楽レクリエーションの内容 「楽しいをつくる」ことを目的に、IMCデイサービス下田井とデイサービス六条さんちはコラボをしています。その取り組みのひとつとして、ご利用者様に馴染み深い曲、「あゝ人生に涙あり」で香川県名物のうどん作りの一連の流れで体操を作ることになりました。また、日頃の活動やコラボ動画をご紹介できるように動画を作成しました。
入賞季節の体操
応募者 Imaginary Friend
音楽レクリエーションの内容 利用者と介護の専門家集団が一緒に季節の体操を考えました。
ラジオ体操はあるけど、「季節を感じながら一年中できる体操が欲しい」と現場の声から、春はお花見、夏は夏まつり、秋は運動会、冬はお正月とその季節のことがらを体操にしています。春であれば「お花見の思い出」「お花見にもっていくもの」「おすすめの場所(ポイント)」など前後に思い出話をすることで体操がより自分事化し回想もすることができます。 また制作メンバーは多くのソーシャルワーカーがかかわっているので体操の中に専門的視点が入っています。
入賞歌って踊ろう 笑唄ダンス
応募者 ニューライフガラシア
音楽レクリエーションの内容 音楽や踊りは人を楽しく元気にしてくれます。利用者さんとスタッフで楽しく歌って踊れるような施設の歌が欲しいという願いから、3年半前にこの笑唄の原曲が生まれました。その後、施設のスタッフが編曲、伴奏、振り付けを考案し、手話動画も追加して作品が出来上がりました。週2回、昼12時半から30分間、デイケアのフロアで、「アフターランチミュージック」と題して、利用者さんのリクエストに応えながら、ギターの弾き語りを行なっていますが、毎回ライブの最後はこの笑唄で締めくくります。
入賞見て、聴いて、動いて、歌って!心を動かす音楽療法♪
応募者 東京海上日動ベターライフサービス
ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジⅠ
音楽レクリエーションの内容 日常的に行っている音楽療法アクティビティの様子です。良い意味で、応募のためにと特別なことは行っておりません。参加型の振り付けや楽器演奏。回想を促進する、実物の季節の草木やスクリーンを用いたイメージの投影。様々な工夫でご入居者の感覚を多方面から刺激し、身体全身で心から音楽をお楽しみいただきます。
入賞古墳でこーふん健康体操vol.2
応募者 社会福祉法人つばさ福祉会 白馬デイサービスセンター
音楽レクリエーションの内容 白馬デイサービスセンターでは、「古墳でこーふん健康体操」の高齢者バージョンの発信活動を行い、地域の皆様が健康で活気あふれる生活を送ってほしいと願い体操の中身を変更し、楽しく取り組めるvol.2を作成いたしました。また当事業所は幼保連携型認定こども園に隣接しており、こども達と一緒に行うことで上がりにくい手や足が自然と上がったり、笑顔が出ることに着目し合同の体操の日などを設けるなどして取り組みました。ご利用者が地域社会に参画貢献できている自信をもって生活できるようにこれからも支援していこうと思っています。
入賞クロスプレイ東松山 アサダワタルプロジェクト
「また明日も 歌ったような」
応募者 医療法人社団保順会 デイサービス楽らく
音楽レクリエーションの内容 音楽家のアサダワタルさんは、好きな曲を利用者さんからリクエストしてもらい、その曲の思い出を語っていただく活動をしてきました。ある日、職員が「楽らくのテーマソングがあったらいいのにね」と言ったことがきっかけとなり、アサダさんは、今まで滞在する中で出会ってきた日々の営みから着想を得た「また明日も楽らくで」を制作、毎日の帰りの会で歌われています。レコーディングの時は近隣の小学校から、有志の子どもたちが参加してくれました。また、歌詞の字幕は全て利用者さんが筆で書きました。この動画は、利用者さん・地域の人たちとのつながりから生まれた私達の財産です。
過去の受賞作品

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