口腔機能指導員とは
口腔機能指導員とは、健康長寿に不可欠な口腔機能の重要性を理解し、口腔機能の構造と機能、及び口腔機能の低下が身体的・心理的に悪影響をもたらす事を学び、日常生活でできる改善法のひとつとして有効であると実証データで示された「歌唱」の活用を推奨・指導する資格です。
活動フィールド
- 高齢者施設(介護施設等)
- 介護予防事業(生活機能改善事業の場、健康増進・地域住民交流の場等)
- 医療施設(歯科医療機関等)
- 口腔機能維持向上の場
口腔機能指導員養成講座カリキュラム
序章 健康長寿に不可欠な口腔機能の維持
オーラルフレイルへの対処があなたの健康を左右する!
1章 意外と知らない口腔の構造と機能
身体的かつ社会的に口腔が果たす役割を知ろう!
生物にとっての基礎的な口腔機能
咀嚼(噛む)機能…歯、顎、唾液腺、口腔周囲の筋肉の働き
2章 口腔機能低下の影響
口腔機能低下の影響は口腔だけでなく全身に及ぶ
口腔機能低下がもたらす身体的・心理的影響
3章 歯科医療における口腔機能低下症の検査と改善法
7項目の検査内容と自分でもできる改善法
4章 歌唱による口腔機能維持・改善のすすめ
歌の効果を引き出すための準備体操
■実証データにもとづく「歌唱」トレーニングの効果
■医学的・科学的に認められた歌唱の効果
- 製作監修(肩書きは令和3年6月10日現在)
- 一般社団法人 日本音楽健康協会
鶴見大学歯学部 教授/ 日本抗加齢医学会 理事 斎藤一郎 - 歌唱トレーニング指導
- 日本抗加齢医学会認定 専門医 田邉美樹子
- 監修
- 昭和大学歯学部口腔病態診断科学講座 教授 美島健二
大阪大学大学院歯学研究科高次脳口腔機能学講座 教授 阪井丘芳
資格取得者の声
-
窪井勝氏
私は普段デイケアに勤務しており、介助・送迎などの通常業務の他に、音楽体操や口腔体操、運動会や敬老会など様々なイベントやレクリエーションを通じてご利用者様を笑顔で楽しく健康な状態に導く活動をしております。
今まで介護福祉士、介護支援専門員、防災士、音楽健康指導士準2級など様々な資格を学んで来ましたが、高齢者の皆さまにとって非常に重要な「食べる・飲み込む」の口腔機能に関する知識や技術を学び更なる向上を目指し口腔機能指導員を受講致しました。
これからも、レクリエーション、カラオケ、音楽体操、口腔体操などでご利用者様の基礎生活時間を充実した時間になるように、また、生きがい持てるように日々努力していきたいと思います。 -
稲村なおこ氏
私は「NHK教育テレビ(現在のEテレ)ワンツー・どん」の歌のお姉さんとして歌手活動をスタートし、現在では「うたと音楽」の持つ様々な健康効果を学び、歌唱指導や地域活動に活かしています。
昨年の3月に大学院修士課程を修了していますが、その時に、歌うことのある習慣のある人はない人よりも、口腔機能の状態が良いことを学ぶこと出来ました。
そのことがきっかけで口腔機能に関する学びの意識が高まり、口腔機能指導員を受講すること決めました。
届いたテキストは、驚くほどわかりやすく、的確にまとまっていて、いつ読み返しても納得できる、私にとって大切な教科書になっています。
歌は世界共通の言語です。
そして、歌い続けることで世界に幸せを届けることができます。
これからもうたを活用して、ご利用者様の健康維持に努めてまいります! -
照井貴子氏
一昨年に定年退職し、今はセカンドライフとしてボランティア活動などを行っています。
地元は大阪府泉佐野市なのですが、高齢者の通いの場である「泉佐野元気塾」でインストラクターを務める市民音健士の3期生を募集していることを市報で知り「是非ともやってみたい」と参加を決めました。
今回音健士の資格を得たことで、7月頃よりひとり立ちしていく予定です。
講座では音楽健康セッションの具体的なノウハウはもちろん、高齢者と円滑にコミュニケーションを取る方法を学ぶべたことが非常に役に立ちました。
私は趣味で20年間太極拳を行っており、今では他の人に指導もしております。そちらの参加者も高齢者が多いので、今回学んだことが参考になると思っています。
資格取得までの流れ
【通信講座フロー】
Web申込み
お支払い 29,000円
(消費税10% 2,636円を含む)
教材が届く
在宅学習
(最長3ヵ月)
認定試験実施
(在宅)
合格
認定証が届く
(再試験制度あり)
お申し込み方法
当協会ホームページの応募フォーム(下記「お申し込み」ボタン)、または専用受講申込書でお申し込みください。
専用受講申込書のご請求、お問い合わせはお電話、またはご氏名、ご住所、ご連絡先を明記のうえ、Eメールで下記までお問い合わせください。
一般社団法人 日本音楽健康協会 事務局 宛